思考の集積所

【工事中】人生を振り返る

幼少期

落ち着きがなかったり周りの子(幼稚園内の同級生)に暴力を振るったり素直じゃないからと母親によく叱られたり暴力を受けてた。

褒められた記憶がない

また皮膚病や感染症や風邪もよくしていた。

慢性的に睡眠不足だった。

いい思い出はなかった。

学齢期

学校が嫌でよく朝にお腹を壊してた。

発達障害のせいか周りより勉強はできたが、人間関係ではいじりからいじめの間くらいのことをされることがよくあったので人間との関わりをさけて親戚がくれたパソコンにのめり込むようになった。

金がないのでゲーム機の話など周りの話題についていけなかった。

しかし、パソコンスキルのおかげで同級生から便利な道具としての承認を徐々に得られるようになった。

外で遊ばないせいか太ってた。

宿題をいつも先延ばしにして母親に叱られながらやっていた。

父親と母親がいつも喧嘩していた。

父親へのストレスのはけ口として母親は僕に暴力をふっていた。

僕が成長して大きくなると母親は妹に暴力を振り始めた。

電気ガス水道が止まったりしてた。

両親が離婚した。

祖父母の家に逃げるも僕は祖父母に嫌われてた。

思春期

部活を始めるも球技でチームプレイが要求されるので迷惑ばかりかけていて発達障害には地獄だった。

部活を始めて痩せた。

そのせいかモテるようになり異性から告白されお付き合いするようになったが、会話が下手すぎて関係が少しも進展せずに別れることを数十回続き会話上達のため心理学を勉強するも上手くはいかなかった。

会話場面で相手に怪訝な顔をされることが多かった。

同じ発達障害気質のある人なら友人なれるかと模索するも友人は一人しかできなかった。

周りは服装や見た目に気を使い始めるもなぜか僕にはそれができなかった。

なんとかいじられキャラを演じて周りと違う自分をスクールカーストに位置づけていたけど辛かった。

次第にコミュニケーション能力に自信をなくしていき自分のした失言がフラッシュバックするようになった。

自分だけ周りの成長から取り残されて行く気がした。

この頃から「死にたい」って幻聴が聞こえ始めた。

それから認知能力も落ちていき通っていた塾のクラスも一番上から一番下に落ちてしまった。

母親からいつも勉強しろと怒鳴られた。

体の不調(動悸、めまい、立ちくらみ、吐き気)がひどくなり寝たきりになり不登校になってしまった。

この時すべてを失ってしまった気がした。

青年期

父親が自己啓発やスピリチュアルに何十万もつぎ込んでいるのに家には養育費を入れずにいてこうはなりたくないと思い、科学や哲学などの確実だと思えるものに傾倒していった。

病気について病院を回ったけど何もわからなかった。

親も友人も誰も助けてくれなかった。

自分でなんとかするしかなかった。

寝たきり状態なのでネットで病気について調べまくった。

気づいたら医学論文や日本循環器学会の治療ガイドラインまで探していてやっとわかったのが体位性頻脈という珍しい病気だった。

その病気を取り合ってくれる病院までなんとか行き寝たきり状態から抜け出すことができた。

この件で薬に頼ることは悪いことだという偏見が少しなくなった。

しかしこの後発達障害を疑って精神科に行くも精神疾患も指摘され、精神疾患は気持ちの弱さの問題だったり努力で解決できると思いその指摘を認めらずに数年間薬を飲めなかった。

寝たきりで高校に行けなかったため高卒認定試験(旧大検)をとる。

大学を目指そうと受験勉強を始める。

勉強中フラッシュバックと気分の荒れで集中できずに身につかない勉強とケアレスミスに苦しんで家で暴れてた。

勉強友達を作ろうとしてもなかなかできず孤独で自習室で急に泣き出したりしていた。

さすがにまずいと思い精神疾患について調べることにした。

 

計算論的精神医学/神経科学が学べる大学

公立はこだて未来大学

複雑知能学科

 

電気通信大学

情報理工学科

 

専修大学

人間科学心理学科

 

名古屋大学

文学部心理学科

情報学研究科

 

慶應義塾大学

医学部計算論的精神医学研究室

 

東京大学

教育学部

工学部計数工学科

 

慶應義塾大学

理工学部生命情報学科

 

藤田医科大学

医学部医学科

 

名古屋市立大学

総合生命理学部

 

大阪大学

基礎工学部システム科学科

 

 

関西学院大学

理工学部

 

玉川大学

工学部

 

 

自分の欠点まとめ

何か押し付けがましい

相手に伝わる言葉の表現ができてない

変なところでしつこい

相手との距離感のとり方がおかしい

チャットでの会話が下手

感情の波が激しくて自分をコントロールできない

ゆえに約束や訓練や計画が実行できない

真似、模倣が下手

時期が悪いのにじっと待てない

人がキャパを超えた質問やアドバイスを求める

理想が高い

期待しがち

他人への理想が高い

不安症

ネガティブ発言が多い

ワナビー

「なんで」って聞きすぎ

理屈ぽい

理論上可能を現実的可能とする癖がある

エピソード記憶意味記憶が弱い

他人への質問が尋問みたい

(ひたすら、なんで?、それはどうなんだを繰り返す?)

躁鬱で気分が高まって変なLINEを送ってしまう

フットワークが重い

上から目線

人の話を最後まで聞かないで返事をしようとする

感情表出をあまりしない

感情表現が下手

感情表現のレパートリーが少ない

理想の友人像も異性像もない

人を褒めることが少ない

ストレートにものを言って人を傷つける

いつもぼーっとしてて細かなことに気づけない

正の強化(自分にとって楽しいこと)をあまりやらない

常に頭の中趣味のことが浮かんでいて外の世界に集中できてない

今を楽しめてない

【工事中】メンタルの落ち込みの解消に一番効果的な行動活性化療法について

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行動活性化療法とはうつ病双極性障害などのメンタルの落ち込みに対する心理療法の1つです。

とりわけ心理療法でも低コストかつシンプルかつ科学的に効果が高いのが行動活性化療法です。

 

心理療法とは、物理的また化学的手段に拠らず、教示、対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらすことで、精神障害心身症の治療、心理的な問題、不適応な行動などの解決に寄与し、人々の精神的健康の回復、保持、増進を図ろうとする理論と技法の体系のことである。(wikipedia引用)

 

心理療法にはさまざまなものがあり、例として

自分の考え方のゆがみに気づいて、それを修正していく認知行動療法や周りの人間関係が自分にどのように影響をしているかを理解し、人間関係を向上させる対処法を見つけていく対人関係療法精神分析理論に基づきクライアントとカウンセラーの対話によって過去のトラウマを治療する力動的精神療法などがあります。

 

行動活性化療法はシンプルに自分が楽しいと思える行動を増やし、気分が落ち込むような行動を減らすような治療法です。

 

 

下図は効果比較の図です。

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他の心理療法ではこれら療法の専門家が特別な訓練を積んで患者さんに治療を施す必要があるのですが、その単純さから簡単に実行できかつ上図の通り効果的なので気分の落ち込みを解消したい時は試して見る価値があると思います。

 

 

 

行動活性化療法では、うつ気分の原因は

自分が楽しいと思える行動をする機会(正の強化)が少ない

または健康的な行動の減少(負の弱化または正の弱化)と抑うつ行動の増加(負の強化)であるとして、この療法の目的は正の強化を増やし、

負の弱化または正の弱化と負の強化を減らすことである。

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1.行動の分析 

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そもそも行動とは「死人にできること以外すべて」と定義します。なので行動を「否定形」や「受身形」や「状態」で表現しません。例えば、「ご飯を食べない」「話しかけられる」「目を閉じている」は死人でもできるので行動ではありません。

 

正の強化の例

(きっかけ)                     (行動)                      (結果)

宿題が出た       →   頑張って取り組む →  褒められる

 

負の強化の例

(きっかけ)                     (行動)                      (結果)

気分の落ち込み  →   リストカット     →    気分が安定   

 

正の弱化の例
(きっかけ)                           (行動)                      (結果)

学校に行く時間になる  →   学校に行く        →  いじめられる

    ↓行動減少

学校に行く時間になる  →   学校に行かなくなる →  いじめられない

 

負の弱化の例

(きっかけ)                     (行動)                      (結果)

人に会う          →        会話をする  →   あまり反応がない

    ↓行動減少

人に会う          →        会話しなくなる  →   反応を気にしなくなる

 

  

2.良い活動(正の強化)を増やす
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3.悪い活動(回避行動=負の強化)を減らす

うつ病では健康的な行動

:仕事・学校に行く,歯を磨く,顔を洗う,TVをみる,会話する

などが行えなくなり、

 

抑うつ的な行動(回避行動)

:人を避ける,否定的な発言を繰り返す,自殺について考える,ベットの上でごろごろする

などが増える。

 

これは健康的な行動によって強化が生じず、抑うつ的な行動に負の強化/弱化または正の弱化が生じる環境にいるためである。

 

 

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風呂入る行動ができない原因

寝る前→移動→好きなことを中断

(負の弱化)

寝る前→移動→眠い/だるい

寝る前→移動→脱衣→風呂→寒い

(正の弱化)

 

 

 毎日髪をセットできない原因

朝→移動→好きなことを中断

(負の弱化)

朝→移動→眠い/だるい

朝→移動→髪をセットする→上手くできない

(正の弱化)

 

 

3.1. 回避行動の分析 

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TRAPモデル

(きっかけ)                                (反応)   ←   (回避行動)

                                                     ↓悪循環      ↑

髪のセットが上手く行かない→  憂鬱   →     やらない

 

 

TRACモデル                                           

(きっかけ)                                 (反応)        ←      (代替行動)

                                                      ↓ 気分が良くなる     ↑

髪のセットが上手く行かない→   憂鬱        →     朝食を食べる

                                                     

 

 参考文献

 

臨床行動分析と行動活性化療法

http://hikumano.umin.ac.jp/hosei/CBT10.pdf

 

うつ病に対する行動活性化療法――歴史的展望とメタ分析――

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/54/4/54_473/_pdf/-char/ja

 

行動分析学での「行動」の定義「死人テスト」とは?

http://startnext.start-line.jp/archives/3534

 

行動分析学用語集

https://www.workitout.jp/simamune/contents/s_baterms.html

 

行動活性化療法は短期でも十分に効果がある

https://chukyo-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=501&item_no=1&attribute_id=54&file_no=1

 

気分の落ち込みを解消するもっともシンプルな方法

https://yuchrszk.blogspot.com/2016/10/blog-post_85.html

 

強化スケジュール

http://koneko.cute.coocan.jp/psycho/intro/intro_19/index.html

 

行動活性化療法の理論と実際 うつ病に対する歴史ある最新の心理療法-

https://www2.slideshare.net/YusukeShudo/ss-79340519?from_action=save

 

 

認知行動療法の生物学的基盤

 

行動活性化療法の結果,扁桃体 や OFC,下側頭回,尾状核の有意な活動減少と DLPFC や dACC,被殻 などの有意な活動増加が示されている。

また正の罰による行動活性化療法によって OFC や
DLPFC,dACCの活動減少が示されている。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/23/3/23_171/_pdf

 

【工事中】動物は人間のように言語を喋れるの?という疑問についてまとめました。

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まずは人間の言語の特質する部分を紹介します。

それは二重分節性です。

 

二重分節性とは

有限の意味のない音の塊である「音素」

例.「p」とか「a」とか「l」(英語の場合は20母音+24子音=44音素)

から

無限に意味のある最小単位形態素

例.「apple(名詞)」とか「walk(動詞)」

が自ら生成できる人間の言語の特質です。

 

二重分節性の二重は意味のない部分(音素)と意味のある部分(形態素)の二重構造のことで二重分節性とはその2つに分節する性質です。

 

この二重分節性をもたない動物は言語を用いるとき

本能によって獲得された有限の意味のある音の塊しか発することができず、ニワトリが「コケコッコー」と鳴く時は必ずなわばりを主張する意味しか持ちません。

音と意味が一対一に対応しています。

なので、ニワトリは「コッコーコケ」と変わった鳴き声で鳴いてそれに新しく「ひよこ」と意味をつけて情報を発信することはありません。

しかし、二重分節性をもつ人間は「lepa」という意味のない音から 「apple」や「pea」や「lap」などの変わった発声でそれらに意味をつけて情報を発信します。

 

人間は音素(音声シグナル=英語の場合は20母音+24子音=44音素)がたくさん使えるようになったおかげでそれを組み合わせて複雑な情報伝達(二重分節性)が可能になりました。これはFOXP2という口と喉の運動の遺伝子に関連しています。