思考の集積所

騒音の条件

騒音規制法に基づく測定方法

 

マイクロホン高さは 1.2~1.5m で、通常はこの高さで測定すること
になりますが、もし、騒音苦情を伴っているような場合は、「生活環境の保全の観点から事例
ごとに合理的に判断する」となっており、条件ごとに、次のように測定点を選定するのがよい
と考えられています。下図に測定点選定の考え方を示します。
a. 発生源と受音点の位置がともに低い場合
b. 発生源が高く受音点が低い場合
c. 発生源が低く受音点が高い場合

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ケース a の場合は、測定点は敷地境界線で高さ 1.2~1.5 m に設置します。ケース b の場合
は発生源の位置が高いため、測定点は発生源から受音点への直線経路上になりますが、測定が
出来ない場合は、受音点で騒音レベルを測定し、その値と発生源との距離の関係から敷地境界
線上の騒音レベルを推測することも可能となります。ケース c はケース b と逆の場合になりま
すがケース b と同様に考えます。

引用(総務省:音響の基礎:騒音の測定方法と対策方法)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000674400.pdf

 

騒音の基準値

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引用(環境庁ホームページ)

http://www.env.go.jp/kijun/oto1-1.html