英語学習のエビデンス

英単語学習

英単語の学習において効果的に習得できる学習方法の順は以下の通りである。

 接頭辞・接尾辞・語根+語呂合わせを用いた学習方法 > ジャンル別(「教育,戦争,医療,経済」などの意味的まとまりのある単語をグループ化をして単語を習得する)学習方法 > 文脈(長文やフレーズ)を用いる学習方法 > 機械的学習(新出単語のリストのみを与えて単語を記憶させる) > 絵や映像を用いた学習方法

https://www.eiken.or.jp/center_for_research/pdf/bulletin/vol16/vol_16_p174-p180.pdf

 

スピーキング

音読とスピーキングに関係性はないがシャドーイングはスピーキング能力向上に寄与する。

とりわけ調音の自動化に貢献する。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/celes/42/0/42_KJ00008825581/_pdf/-char/ja

 

リスニング

ディクテーションはリーディング力とリスニング力の差を縮めるのに有効である。

ディクテーションは学習者の音からの単語認知能力を改善させ る可能性が高い。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/celes/43/0/43_KJ00009468928/_pdf/-char/ja

 

シャドーイングとディクテーションはリスニング能力向上効果において差はない。

https://core.ac.uk/download/pdf/236440471.pdf

 

リスニング能力の向上に必要なこと
Hirai(1999)は、学習者がリスニングをする際の問題点として以下の三点をあげている。
1. 内容を理解するために必要な語彙的・統語的知識に欠けている。
2. 語彙やフレーズの認識が自動化していないのでスピードについていけない。
3. 文字を見たらわかる語でも音韻知識が不足しているためにその語と意味を結びつけられない。

https://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu/23-2/sugiura.pdf

 

英作文

馬場(2010 pp.121-122)は多くの実証研究を挙げ,和文英訳はライテイング能力を向上させる効果があり,指導方法によっては他の言語技能も伸びると指摘している。

馬場千秋(2010 pp.121-122)「ライテイング指導でもとめられているもの」

http://kiyou.lib.agu.ac.jp/pdf/kiyou_01F/01__43F/01__43_53.pdf

 

エビデンスに基づくシャドーイングの実践方法

(1)パラレル・リーディング〈2回〉
シャドーイングの準備として行なう。音声のイメージを頭の中に作ることを意識する。

 

(2)プロソディ・シャドーイング〈4回〉
センテンスごとに再生する。意味を取ることは意識せず、英語のリズムに合わせて聞こえてきた通りに「音」を再生することに専念する。(単語の発音、母音・子音の発音、音の連結、脱落、同化などの音変
化、強弱リズム、イントネーションなど、できるだけ真似をする。)

 

(3)プロソディ分析と取り出し練習
・センテンスごとに、語強勢、文強勢、イントネーション、ポーズ、音の変化(連結、同化、弱化、脱落など)を、スクリプトに印をつけながら分析する。
・(2)プロソディ・シャドーイングで聞き取れなかった箇所、復唱がスムーズにできなかった箇所を取り出して重点的に練習する。

・プロソディ分析は、「ゆっくり」と「ふつう」のスピード・モードでそれぞれ初めて練習する第1週と第3週で行う。書画カメラでスクリプトを写し出し、指導者が韻律的特徴を説明しながら記号を書き込み、学生はそれを各自のシャドーイング・チェックシートのスクリプトに転記する形で進める。

 

(4)コンテンツ・シャドーイング〈4回〉意味内容にも注意を向けて行なうシャドーイング。意味のかたまり=チャンク(chunk)を意識し、英語のままで意味を取りながら、同時に口ですらすらと復唱できるようにする。人に向けて自分が話しているような気持ちでシャドーイングを行なう。

https://ushimane.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=574&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1